エコアクション21CO2削減プログラム(Eco-CRIP)

1.エコクリップとは、

「エコアクション21」をベースにし、CO2削減に特化した簡素な環境経営システムです。「エコアクション21CO2削減プログラムの手引き」に基づき、事業活動に省エネルギーなどの環境保全活動を組み込み、CO2削減とコスト改善等による経営力の強化を図るものです。                        *平成29年度は、6月1日から募集!(エコアクション21中央事務局ホームページ参照)

 *平成29年度も約275件ほどの募集(先着順)を行います。環境省の補助事業のため、事前に地域

 事務局ぎふへ手続きの確認をしてください。

2.エコクリップにより得られるメリット

   ①国からの無料の支援

  ・規定の要件を満たせば、無料になります。

 ②5つのステップ

  ・初めて環境経営に挑戦する中小事業者にも、無理なく取り組める内容で構成されています。

 ③戸別訪問支援

  ・専門家による5回の支援を自社で直接受けることで、環境マネジメントシステムの構築が、より

  スムーズに進みます。

 ④成果の見える化

  ・CO2排出量(省エネ)や経費削減等を、具体的に把握することができます。

 ⑤成果のPR

  ・見える化の成果を環境報告書に取りまとめ、お客様・取引先へPRできます。

  ⑥「より高度な環境経営体制構築(エコアクション21ガイドラインに基づく取り組み)」を申し込んだ(地域

  事務局ぎふへ)場合、支援が無料になるだけでなく、環境マネジメント構築にかかる人件費の一部

  が補填されます。(平成30年10月31日までに登録審査を受審しなかった場合は、補填された人件

  費の返納を求められます。)

3.参加事業者の要件

  ・環境保全と事業発展の両立を図りたい中堅・中小企業であれば、業種業態は問いません。ただ

  し、すでにエコアクション21の登録やISO14001の認証等を受けている事業者は対象となりませ

  んのでご注意ください。また、過去にエコクリップによる支援を受けていないことも要件になりま

  す。

  ・応募事業者は、約275事業者で、先着順により受け付けます。

  ・応募者は、事前に地域事務局ぎふへお問い合わせ願います。その後、担当地域事務局【東海地区
  では「とよた」(現在未定)(☎0565-32-4660、e-mail:ea21@toyota.or.jp)】へ申し込みをし
  ていただきます。
  *参加申し込みにあたっての留意点
   参加申し込み時に「初歩的な環境経営体制構築(エコクリップの手引きに基づく取り組み)」か
  「より高度な環境経営体制構築(エコアクション21ガイドラインに基づく取り組み)」かを明確にしてい
  ただきます。

4.補助金交付の要件

  ①参加が決まりましたら、支援相談人から5回の支援相談(訪問)が始まります(無料)

  ②「エコクリップ(Eco-CRIP)の手引き」に基づき取り組みを開始。

  ③5回終了後、取り組み期間中のCO2排出量と削減量を把握し、効果を「見える化」

  ④平成30年1月20日までに支援相談人を通して所定の様式によりCO2削減量を報告。

  ⑤その結果補助金が交付され支援が無料になる。

  *平成30年2月28日までにエコアクション21登録審査[「より高度な環境経営体制構築(エコアクション21ガイド

  ラインに基づく取り組み)」を申し込んだ(地域事務局ぎふへ)場合、支援が無料になるだけでな

  く、環境マネジメント構築にかかる人件費の一部が補填されます。(平成30年10月31日までに登

  録審査を受審しなかった場合は、補填された人件費の返納を求められます。)

  ⑥参加事業者は、環境マネジメントシステム構築後の3年間、取組成果のご報告をお願いします。

  なお、上記①~④、⑥の課程を実施されなかった場合は、補助金の交付がされません。

5.費用

      ・5回の支援事業は無料です。

6.「5回の戸別訪問支援」とは?

 1回目:電気料金等のエネルギーコストとCO2排出量を把握し、削減可能性を検討します。

 2回目:取組内容と従業員全員の役割を決め、省エネの取組を始めます。

 3回目:環境への取組方針や、CO2削減目標を決めます。

 4回目:取組結果を評価し、問題点を明らかにし、必要な改善を行います。

 5回目:取組結果(CO2やコストの削減量)をまとめます。